ジョハリの窓


自分と他人では見える領域が違う

自分が思っている自分の性格と、他人から見た自分の性格が違っていることはよくあります。こんな時、他人の意見を素直に納得できることもあれば、「本当の自分を分かっていない!」と思うこともあります。中には「どちらが本当の自分なのか?」と、悩んでしまう人もいるかも知れません。

 

 「ジョハリの窓」とは、自分の目と他人の目から見た「心の領域」を分かりやすく示したものです。

 

図の①の領域は、自分も他人もよく知っている部分。

③の領域は自分だけが知っている部分です。

普通、私たちが「自分の性格」について語る時は、主にこの二つの領域について述べています。

一方、自分では気づかないが他人はよく知っている部分が②の領域です。

最後に自分も他人も気づいていない、未知の領域が④です。これらの領域は、誰の心にも存在しています。つまり、自分の目から見た自分も、他人の目から見た自分も、全部合わせて初めて「本当の自分」といえるわけです。

 

 性格を知るためには一つの面だけでなく、様々な面から多角的にアプローチしていく必要があります。