魔法陣考


人間 賜生(しせい)※ 八十年

 ひとたび この世に生れたら(いち)か(ばち)かの大勝負

一天(いってん)・地六(ちろく)は賽の目(さいのめ)次第

 ツキも運氣も味方につけて

  生命の限り やり通せ!

魔法陣(まほうじん)の下段には

男氣質の物語 度胸千両が解いてある

 

 さて、中段の教訓(みちびき)は

人の心の美しさ の精神が説いてある

 昔・むかし・その昔

聖徳太子と言うお方

 陽の頭の(ここの)ツと陰の頭の(や)ツとを

  合わせて憲法十七条

 「和をもって貴とし」と

いつもニコニコ笑い顔・どんなことでも

イエース・サー

 

それはではありません

と言う文字の本体は

侃々諤々(かんかんがくがく)意を交わし収めた末の心意氣

 それが本当の和の心

七・五・三(なごみ / 和み)の心をさとされた

 

七・五・三(ひちごさん)を「しめる」と読む

 十一月の十五日 子達の成長お祝いし

親子そろって晴れ姿

  七五三の神詣

くぐる鳥居の注連縄(しめなわ)を

   「七五三の縄(しめなわ)」とも書く

七五三(しめ)て七五三(なごみ)て睦(むつ)まじく

  楽しく朋(とも)に学びたい

 

一番氣になる上の段

 右から左へ二・九・四(に・きゅう・よん)

二・九・四(にくし / 憎し)と読んで凶数と

 誰が決めたか 二九イ ‼

 

二・九・四(に・きゅう・よん)は女性の陣

 は母・妻で は中女 は長女を象徴して

二九四(ふくし / 福祉)と愛を解いてある

 

縦横斜(たてよこななめ)みな十五相互 / そうご)

 相身(あいみ)互いは和の心

  たがいに切磋琢磨せよ

 宇宙()が示した 八卦の法

乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤

 伏犧に文王・孔子さま 三古の三聖のたまわく

天地は否なり天地泰

 百年一度の大恐慌 神が拾いし愛の鞭

海の向うで陽に焼けた大統領のオバマさん

 世界へ向けての第一声

  ウイ・キャン・チェンジで大改革

変化に調整 再生で

  世界がドンドン変わります

 

九星 三元相関でも

   第八運氣は変化運

不況と書くまえに 不恐と書いて

          意氣 高揚

(箱)の中身は ×(ばつ)でなく

   春を待ってる(芽)と見れば

やがて花咲き 実を結ぶ

 

中国古代の賢人が

 「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」

   現代風に訳すなら

ピンチチャンス

 一寸先きは暗闇の人生航路の羅針盤

嗚呼(ああ) 有難きは

     魔法陣

 

この次 何の暗号をお教示(しめし)あるか 楽しみだ!!

 心ブギウギ ロックンロール ジャズか演歌か民謡か

不景気なんぞ 関係ネー!!

 皆んな仲良く グゥ!!で行こう

 瓢箪(ひょうたん)ばかりが浮き物か 私もこの頃 浮いて来た

  不思議や不思議 魔法陣

                

                語部 星翔戯作

  

●注釈


賜生(しせい)

自分の意思でこの世に生まれてきた人は一人もいない。

人は皆、何か知らない力によってこの世に生み出されてくる。

生かされている事を喜び、感謝し、人生を歩む。

 

か (ちょう)か(はん)か 丁の上の横と半の上の

 丁は二画で偶数、半は五画で奇数(か)

   双六の賽ころ 裏面+表面=の数となる

一天地六

  賽 神様からいただいた のお礼としてお供えする(お賽銭

運も実力のうち

 

侃々諤々※①(かんかんがくがく)と喧々囂々※②(けんけんごうごう)

   喧々諤々※③(けんけんがくがく)上の二つが合わされてできた言葉

 ※①は、ばかることなく正論を堂々と主張するさま。

 ※②は、多くの人が銘々勝手に発言してやかましいさま。

 ※③は、多くの人が集まってうるさく議論するさま。

 

卦の説明

天地否  天は天であり地は地であって互いに相い交わらない

     表面のみ飾って内容の充実を計らない

天地泰  天地交合して万象出現 萌芽成長

     外見より内容充実して万事安泰なり

天火同人 離下乾上

 

下元の説明

一元60年として上元、中元、下元 合わせて180年をもって時代の流れ、

変化(万象)を考察する。

なお、一元60年を20年間一節として各節の運気を観測する。

本稿に於いては下限のみの解説とし上元、中元は他の機とする。

下元1984年昭和元号59年甲子七赤金星より始り2043年癸亥二黒土星中宮年までの60年間で、下元はじめの運氣は第7運氣七赤金星象意の経済の消長を示し、昭和64年1月7日より元号「平成」と変わり平成16年甲申歳五黄土星中宮年より第八運氣変化の時代に入る即ち2004年より2023年癸卯歳まで。

 

福祉の説明(祉福もあり)

とは不苦なり(何事も苦と思わざるなり)

 福の字の分析 偏は祭壇 旁は神酒を入れた徳利

 意は神にご神酒をお供えしていただいた福に感謝をすることなり。

 偏は神なり旁の止は人の足の表示文字にして人の足許に神が福を与えることなり。